豊岡市国際交流協会
〒668-0045
兵庫県豊岡市城南町23-6
豊岡健康福祉センター
TEL/FAX:0796-24-5931
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(1)国際交流についての情報の
    収集や広報・啓発活動
(2)姉妹都市その他外国諸都市
    及び団体等との国際交流・
    協力活動の推進
(3)外国人来訪者、滞在者との
    交流活動及び支援活動
(4)国際交流関係団体との連携
    及び支援
(5)その他、協会の目的を達成
    するために必要な事業
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ニュージーランド・ルアペフ地区

 

ニュージーランド・ルアペフ地区

ニュージーランド・ルアペフ地区
 
タウマルヌイ高校生受入
今年1月24日より約1週間、ニュージーランド・ルアペフ地区よりタウマルヌイ高校生を受け入れました。南半球に位置するニュージーランドでは1月は真夏。ということで、夏休みを利用してタウマルヌイ高校生8名と、引率の先生2名が来豊しました。

 日高の東・西両中学校を訪問し、一緒に授業を受けたり、給食も食べました。 また28 日から3日間は竹野町にあるたけのこ村でキャンプ。指導のもと、自分たちでカレー作りにも挑戦しました。 また、竹野シュノーケルセンターで冬の海に潜 り、すばらしい海の世界をのぞきました。県立コウノトリの郷公園では、コウノトリを見学し、保護繁殖について詳しい話を聞きました。

 30日の夜には、お世話になったホストファミリーや地元の方々とのお別れ会が開かれ、お世話になった方々との最後の時間を楽しみ、翌31日にはたくさんの思い出とともに次の目的地、大阪へと出発しました。 

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ニュージーランド文化交流 平成18年8月22日~29日
日差しが強い真夏日の8月22日(火)、姉妹都市ニュージーランドルアペフ地区(旧日高町と平 成12年7月に締結)への文化交流団一行が日高総合支所ロビーに集合。当協会日高支部長稲葉団長ほか、なぎなた部門4名、剣道部門で4名及び事務局の総勢 10名編成の交流団です。8月17日に中貝市長へ出発のあいさつを済ませており、この日は出発式で、小西康夫日高総合支所長から激励を受け、一行を代表し て稲葉団長から交流の成功に向けての決意を述べ、日高総合支所の職員及び家族に見送られて元気にニュージーランドへと旅立ちました。
 
関西空港から約11時間を経てオークランド空港へ降り立つや気温は10度を下回っていました。
空港では、今冬(1月)に来日したタウマルヌイ高校生の面々や高校で日本語を勉強している生徒20人の出迎えがあり、にぎやかなニュージーランド入りと なりました。懐かしい顔ぶれに”Glad to meet you again!!”と声が飛び交い、肩を叩き合うなど、親しい友人への再会と喜びと同時に新たな交流が始まりました。
ルアペフ地区までの道のりは約300km。広大な平野をチャーターバスは猛然と走ります。走れど走れど延々と続く牧場…。時折車窓から羊や馬の姿は見え るが人影は見えません。第一印象は、北海道の風景と似ており、とても親近感を覚えました。途中でキーウイ鳥の保護施設、鍾乳洞の土ボタル保護等の施設を視 察しながら夕刻にタウマルヌイ高校に到着。ホストフアミリーとの面談を終え、それぞれの家族へと分散しました。夜間飛行で十分な睡眠がとれなかったにもか かわらず、一行はホストスチューデントとの話で盛り上がっていました。
 
二日目、8時からタウマルヌイ高校の歓迎式で第1回目の演武を行いました。交流団 も緊張したのか動きが硬く、鑑賞者たちも、最初は、「チャンバラ劇」を見るような眼差しで話し声なども聞こえていましたが、途中からは水を打ったように静 まり返り、食い入るように見つめていました。ビデオを撮る者、武具に触ろうとする者も現われ、このとき、「来て良かった」と実感しました。
ニュージーランドは、歴史上から見ると部族の争いが絶え間なく続き、森林が焼け野原となっていました。現在の放牧地はそれを活かした農業経営がなされています。
各地では自然保護地区を設けて環境保全のための植林があちこちで見られます。植林は市民のボランテアによるところが大きく、交流団も地元の子どもたちとの記念植樹や苗木の植付けに参加しました。
 
スー・モリス市長 への表敬訪問では、市長、助役、議会関係者などの歓待を受けて1時間30分の談議をしました。市長、助役共に女性で、マオリ部族の女王を大切にする歴史を 垣間見ました。市長は、2期目でご主人が牧場経営をされている。とのこと。また、我がこうのとり但馬空港の話から市長の義兄が牧場管理用軽飛行機を所有 し、週2回は、敷地内をパトロール飛行しているとのことで、市長の紹介によりタウマルヌイ地区を上空から視察する機会をいただきました。一戸あたりの牧場 管理面積が400~800haと聞き、改めてニュージーランドの農業経営の規模に驚きました。雄大な自然の中で家畜と共に暮し、自然を大切にする生き方な ど、素朴でゆったりとしたお国柄を上空から感じとることができました。
 
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