ぼくたち16名は国際交流使節団として、日本に一番近 い国、韓国に行ってきました。海外に行ったのは初めてで、とてもどきどきしていました。バスと飛行機を乗り継ぎ韓国に着きました。夜には、慶州市主催の歓 迎会に招待していただき、夕食をごちそうになりました。本場のキムチは、舌がひりひりするほど辛くて、ぼくにとっては食べるのがとても大変でした。次の日 には、東川初等学校のみなさんと交流会をしました。練習した演技を披露しました。東川初等学校の人たちは、ぼくたちに手をつないできたり、話しかけてきた りして、積極的でやさしかったです。
交 流会も終わり児童の家にホームスティに行きました。言葉が通じずジェスチャーで理解してもらいました。ホームスティの方に博物館に連れて行ってもらい、社 会で習った古墳を見ました。「すしを食べに行こうか。」と言われ、食べに行くとホームスティの人は、唐辛子のいっぱい入ったキムチをたくさん食べていたの で、慣れておられるなと思いました。
楽しかったホームスティも終わりついにお別れです。お父さんにバックを下まで持ってもらいました。とても短い時間だったのに、家族のように親しく接してい ただきました。もう一泊したいなという気持ちでいっぱいでした。新幹線でソウルに行きました。おどろいたことに時速約300キロで走っていました。ソウル 市内は大都会で、見上げるような高いビルが何本も建っていました。そして、市内の見学に行きました。慶州市の町と比べると、建物の色はさまざまでした。
最終日、有名な南大門や北朝鮮が見える鰲頭山統一展望台に行きました。そして、店に行ってビビンバを食べました。ついに韓国とお別れです。帰国後この旅を思うと、言葉の通じない国でも心で通じることができるのだということを感じました。
この三泊四日でたくさんのことを学びました。何よりも勉強になったことは、韓国という国の文化にふれたことです。南大門一つ一つに工夫がほどこされていま した。日本と比べると色鮮やかで感動しました。また、韓国の方々と友達になり、ホームスティの方に韓国の遊びを教えてもらいました。名所にも連れていって いただきました。韓国は、素晴らしい所ばかりでした。韓国の土産に韓国海苔をたくさん買いました。
行く前は、最初三泊四日の韓国交流はどうなるのか不安でしたが、交流をしていくうちにその不安も消え、みなさんと仲良くなることができました。この交流は一生の思い出になりました。こんな韓国にまた家族全員で行きたいです。